家計の節約エガケテル?

毎年の家計見直しの必要性

ライフプランにおいて重要なことは、将来の貯蓄残高ですが、そこをプラスにするための基本は毎月の収支にあります。

例えば、もし毎月の家計を1万円節約できたら・・・
30年で、500万円もの違いになります。

家計の節約で浮いた1万円で、利回りのよい貯蓄型商品で運用できたとすると30年後の元利合計は約500万円以上になります。(注:金利2.3%と仮定)

住宅ローンのある方は、貯えて繰り上げ返済にまわしても、金利負担を軽減することになり同様の効果があります。

そこで今回は、家計の見直しに関して、より具体的、現実的で十分実現可能な節約法をご提案します。

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TBS_毒蝮三太夫がやってきました!

TBSラジオの出演に際し、たくさんの激励メールを頂きまして、本当にありがとうございました。
嬉しいです。

三太夫さんは、普段の印象以上に、繊細で優しい方でした。
大柄でもありました(笑)

もう、40年間も介護活動に携わっていらっしゃるそうです。
現在、聖徳大学で介護の講座もお持ちの様です。

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保険選びの「たて」と「よこ」

保険の「たて」と「よこ」

ライフプランを考えるときには、「たて」(年度別収支)と「よこ」(年齢別貯蓄残高)という2つの軸でみていくことが大切であるというお話を前回いたしましたが、実は、保険を選ぶ際にも同様に「たて」と「よこ」という考え方を当てはめて考えることができます。

保険においては、「たて」とは保障の内容や大きさ、「よこ」とは保障がどの年齢まで続くのか、ということになります。

わかりやすくするために、医療保険を例にとってご説明します。

保障期間と保険料支払期間に注目すると、医療保険には大きく分けて以下の4つのタイプがあります。

(1)保障は終身、保険料支払い期間はある年齢(たとえば60歳)まで
この場合、ある年齢を超えると保険料負担はゼロになって、給付金等の保障は一生続きます。老後の負担を最小に出来るタイプです。

(2)保障は終身、保険料支払い期間も終身
1と同様、給付金等の保障は一生続きますが、保険料も一生払い続けるタイプです。

(3)保障はある年齢(たとえば60歳)まで、保険料支払い期間もある年齢まで
ある年齢以降は保障も保険料負担もありません。それ以降も保障を続けたい場合、一時金を払って継続できることがあります。

(4)保障は終身(または80歳まで)、ただしある年齢から下がる、保険料支払い期間は終身(または80歳まで)
保険料負担は最初から最後まで一定ですが、給付金レベルがある年齢を境に、以前の半分~5分の1程度に下がります。

「たて」の保障内容が同じだとすると、保険料は、4 → 3 → 2 → 1の順に高くなります。(但し、中には3のタイプで1より高額な保険もありますので注意が必要です)

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ライフプランンは「たて」と「よこ」

ストックの考え方が大切

前回のコラムでは、全国に増加する空き家問題をふまえ、住宅に対する考え方がフロー重視からストックを重視する動きになっていることを取りあげました。
このようなストック重視の流れは、ライフプランや保険に関しても同様なことが言えますので、今回から2回にわたって、そのあたりのところをご説明します。

ライフプランでは、毎月や毎年の家計の収支をフローとして、貯蓄残高をストックとしてとらえます。毎月のフローを黒字にキープすることはもちろん重要ですが、長い目で見た時はやはり将来の貯蓄残高というストックがより重要になります。

年収が毎年右肩上がりで上がった時代なら、いま現在の家計収支がプラスであれば、いずれは楽になっていくので、遠い未来のことはあまり考えなくてもよかった訳です。しかし少子高齢化やデフレが続く昨今の日本経済では、給料がドンドン上がることは期待できず、将来のことも若いうちから考慮に入れておく必要が出てきました。

実際、ファイナンシャル・プランナーとしてご相談を受けていると、以前は現在の家計改善や保険の見直しのご質問が大半でしたが、最近は「今のうちは住宅ローンを返せるけど、子どもが高校・大学に行く頃や、自分たちの老後は大丈夫でしょうか?」といったご質問やご不安が増えています。

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空き家急増、あなたの街は大丈夫?

急増する空き家問題

昨今、全国で空き家問題が深刻化し、NHKの特集番組をはじめ、多方面で空き家の急増問題が取りざたされています。

いま、空き家は全国に750万戸あり、5年前に比べて100万戸も増加しました。
歴史的に見ると、1960年代の空き家率はたったの3%でした。
ところが少子高齢化などの影響によって現在は13%、今後も増え続け、2030年には25%くらいに達するともいわれています。

都道府県別にみると、空き家率トップは山梨県 20.53%で、以下、和歌山県 20.18%、高知県 18.89%、長野県 18.37%と続きます。
三大都市エリアでは、大阪府が15位で16.55%、東京都は41位で12.35%、愛知県は42位で12.11%でした。そして空き家率が最も低い県は沖縄県で11.06%でした。

15位の大阪と最下位の沖縄までの差は約5%、これは全国的に空き家が増加していることを示しています。

このように空き家が増加する背景には、少子高齢化と人口減の他に、解体費用がかかることや「更地にすると固定資産税が6倍に跳ね上がる(敷地面積が200平米以下の場合)」という税制上の問題も指摘されています。

街の中に老朽化した空き家が増えてくると、景観上の問題だけでなく、倒壊のリスクや犯罪・火災につながることもあるため、周辺住民の不安も大きくなります。

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がん治療で、早期発見がなぜ重要?

がんは、不治の病?

日本人の死因で最も多いのはがんです。年間約30万人、約3人に1人ががんで亡くなっており、その割合も近年増加傾向にあります。(厚生労働省 人口動態統計)

また、厚労省の推計によれば、日本のがん患者数はおよそ300万人といわれています。ちなみに2番は心疾患、3番は脳梗塞(脳血管疾患)です。よく「三大疾病」というのはこの3つを指す訳ですね。

さらに、一生のうちにがんと診断される確率は、女性で3人にひとり、男性ではなんと2人にひとりにのぼります。(がん研究振興財団の「がん統計」では男性53.6%、女性40.5%)
こういった数字をみると、やはりがんは最も恐ろしい病気といわねばなりません。

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今年は、台風の当たり年?

台風の「上陸」と「通過」の違い

台風17号が日本に上陸して各地に大きな被害をもたらしたことは記憶に新しいところです。今年は台風の当たり年でしょうか?

例年6月に発生が多い年は、シーズンを通して多くの台風が来るといわれており、最近では2004年の6月に5つの台風が発生して、その年は12月までに15の台風が日本に近づきました。
今年6月には2つ発生しました。

ところで、報道や統計で使われる台風の「上陸」と「通過」の違いについてご存知ですか?
「上陸」は台風の中心が本土(北海道・本州・四国・九州)の海岸に達した場合をいい、それに対して「通過」は台風の中心が、小さい島や半島を横切って、短時間で再び海上に出る場合をいうそうです。

つまり「上陸」とは、本州、北海道、九州、四国の海岸線にまで台風が到達した場合に限って使う言葉なので、例えば日本では最も多くの台風が来襲する沖縄に来た場合は「上陸」とは言わず「通過」になり、沖縄の台風上陸数では毎年ゼロとなってしまうのです。

当然ながら、日本に上陸した台風がゼロだったからといって、「日本に影響した台風がなかった」というわけではありません。

さて、今年はいつまで、いくつの台風が来るのでしょうか?

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恐るべし!日本の夏

世界でも暑い日本?

日本では、この夏ウダルような暑さが続いています。皆さま、どうか熱中症には十分ご注意のほど、、、。

今年も、館林では39度を超える気温を記録していますが、海外ではそんなに高いところは少ない様です。
(数字は、7月下旬時点の温度)

ロンドン 20度
マドリード 34度
ロサンゼルス 23度
ニューヨーク 34度
リマ 23度
マニラ 29度
ジャカルタ  32度
バンコク 34度
日本より暑いのは、バクダッド(46度)とカイロ(41度)くらいの様です。

ただ、過去をさかのぼると、1921年にイラクのバスラでなんと!58.8度という最高気温記録があります。半端じゃないですね!

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変わったドイツ、変わるべき日本

ドイツの車が8割増

最近、街でベンツをよく見かけませんか?
ここにきて、日本と欧州(EU)の貿易収支で、過去初めて日本が赤字に転落しました。ギリシャや南欧の消費低迷と、円高の影響です。

逆にEUからの輸入は、昨年以来前年同月を上回り、5月には、特にドイツを中心に自動車の輸入がナント! 80.3%も伸びています。

通常、輸出が増えると通貨が高くなって、輸出そのものにブレーキがかかるのですが、ドイツはマルクからユーロになったお陰で、輸出が増えても通貨高になりません。
ドイツがユーロ圏で一番恩恵を受けているとされるのも、この辺の事情の様ですね。

あと、輸入車を安く買える日本人も、恩恵を受けていると言えますね。欧州車を手に入れるなら、ユーロが安い今のうちかもしれません。

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保険マンモスに、ブログが掲載されます

嬉しいことに!

「プロが教える保険の選び方」や「無料保険相談」で知名度の高い、保険マンモスの公式サイトに私のブログ内容を定期的に掲載してもらうことになりました。

以前から顧問を務めている関係で、このたびご依頼を頂きました。

6月スタートでまだ3回ですが、2週間に一度を目途にコンテンツが増えて行く予定です。

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