・ライフプラン相談をされたお客様から、夢のマイホーム購入に踏み切られた喜びの声をいただきました。お客様のお言葉とシミュレーション結果をお伝えいたします。
住まいの計画:結婚以来、奥様のご実家に近くて便利な賃貸マンションに住んでいたが、子どもを授かり手狭になるので、できればこのあたりで戸建てを購入したい。
かなり高額になるので返済していけるのか心配で、適切なアドバイスを探していた。
スマイルに自動表示される課題と対策による改善額 4,300万円
(成り行き ▲2,900万円(赤字) 改善後 1,400万円)
スマイルのYou tubeに「約40秒の入力」とありましたが、本当に1分もかからないで入力出来て、ボタン押したらすぐにグラフが現れて、成り行きと改善後の差額が何千万!とか出て正直驚きました。入力欄も見やすく、スマイルのおかげで購入の目途がついて、予算の検討が面白くなりました。
詳細は差し控えますが、概ね例えば以下のようなイメージです。
家計の収支と、ご主人・奥様の小遣い、保険の見直しで月1.5万円捻出。
年金が出る65歳まで働く。住宅ローンは65歳までに完済する。
これだけで約4,300万円の貯蓄残高の差が生まれることになります。
ただし、具体的なライフプランや改善策は個別に異なります。個別面談や詳細な計算が必要です。お客様固有のご事情やこれだけはというご希望に沿って、適切なアドバイスやプランニングを心がけています。
住まいの計画:30代は転勤などでチャンスがなかった。
地元に戻ったので検討を始めたが、年齢的にも総予算の面でも大丈夫かどうか確信が持てないので、個別相談を希望。二人の子供の教育費についても知りたい。
スマイルに自動表示される課題と対策による改善額 2,600万円
(成り行き ▲1,400万円万円(赤字) 改善後 1,200万円)
具体的な詳細は控えさせていただきますが、以下のようなイメージです。
家計の収支とご主人・奥様の小遣い、保険を見直して、月2万円を節約。
ご夫婦とも年金が出るまで働く。35年ローンは教育費のピークを迎える前に計画的にくり上げ返済して65歳までに完済する。
こうすることで、将来上記の貯蓄残高の差が生まれることになります。
また健康に気をつけて、しっかり仕事を続けるコンディションを維持することは大前提です。
住まいの計画:奥様のご両親の土地を使用貸借して、その上に自分たちで気に入った建物を建てたいが、ご両親からの資金援助を考慮したうえで、どうしても1,600万円前後のローンを組まねばならない。これから二人の教育費のことを考えると本当に返していけるのか、将来が不安になっています。
スマイルに自動表示される課題と対策による改善額 2,800万円
まるまる新築一軒分の改善です!
(成り行き ▲1,800万円万円(赤字) 改善後 1,000万円)
幸いなことに、建築会社のご担当がFPでライフプランに精通されていらっしゃり、その後のお打ち合わせはスムーズに進みました。
いまではご新居でご家族4人快適な環境で過ごされています。
こちらのお客様の場合、スマイルに自動表示される一発回答・詳細検討のグラフにご興味をお持ちになって、不動産会社の方を通して、弊社にお問い合わせ頂きました。
ご相談の結果、予算が1億円から1億2,000万円に上がったうえに、老後の貯蓄残高は逆に約3,000万円増える見込みになりました。
このお客様の場合、具体的な改善対策の前に、何しろ1億円を超える物件購入にあたり、当然のことながらご不安をお持ちでしたので、ご夫婦とのやり取りを先にご紹介致します。
お客様:不動産会社の方から私たちで1億円物件も大丈夫と言われたんですが、、、、
FP:ご夫妻はいわゆるパワーカップルと呼ばれるお方ですね。高年収・高学歴、自己資金もあるし、ご両親からの援助も見込める。この世代を業界ではパワーカップルと呼びます。不動産を検討する際に注意点はありますが、あなたたちなら大丈夫です!
お客様:でも、パワーカップルが気を付けるポイントって何でしょうか?
FP:ポイントは次のようになります。
(1) まず、出産、育児、復職に課題があることがあります
奥様のご両親がサポートしてくださることも大切ですが、何よりもご主人の理解と家事育児への協力が不可欠です。
(2) つぎに、健康に長寿で働くことが非常に大切です。健康で65歳まで働ける人の割合は70%くらいで、65歳からの健康な働き手は12%くらいです。
日本人の65歳まで生きる確率は約95%ですが、健康な働き手はそれよりも低いです。
ちなみに日本人全体で、65歳までに何らかの原因で亡くなる人の割合は何%くらいでしょうか?
---答えは約5%です。(年によってやや異なります)
ちなみに、、、ちなみに、、、50歳に達した日本人は平均で何歳くらいまで生きるでしょうか?
ーーー答えは90歳以上です!50歳に達した日本人の約7割が90歳以上生きるというお話、お聞きになったことはありませんか?
日本人の平均寿命は、男性が81.7歳、女性が87.7歳(2021年)となっていますが、50歳に達した人々の寿命は、平均寿命よりも長くなる傾向があります。
生き残り組は長生きするということですね。ですから、健康に気をつけると共に、住宅購入時からライフプランの行く末まで見通しておくことが大事ではないでしょうか?
(3) さらに、将来の収入や状況が変わる可能性にも留意が必要です。2人目の出産育児で退職することもあるでしょう。
(不肖ながら私の娘と、息子の嫁がこのケースになりました)
年収 550万円ずつのご夫婦の生涯収入は約6億円!
2人パワー 27歳ご夫婦の場合、つぎのような可能性があります。
年収 約46,000万円(1,100万円×32年(昇給は1.5%)60~65歳 4,000万円)
年金 約12,500万円(65歳から25年としてご夫婦とも厚生年金)
合計 約58,500万円
年収 1,500万円のエリート部長様も一人パワーなら生涯収入は約3億円!
1人パワー45歳の場合、つぎのような可能性があります。
年収 約26,400万円(1,500万円×15年(昇給は1.0%)60~65歳 2,400万円)
年金 約 8,200万円(65歳から25年としてご主人厚生年金・奥様国民年金)
合計 約34,600万円
若い2人パワーご夫妻は、まさにパワーカップルといわれる所以ですね。
(4) 最後に、売れる物件の選択も大切です。
30年とか50年という長い間に、状況は変化します。大不況や病気に備え、将来売却が容易な物件を選ぶべきです。適切な物件選びと、売却可能な不動産物件のポイントを検討しましょう。
言いかえますと、大不況やご病気をされた場合、住宅ローン返済で苦労するのは1億でも、5000万円でも、3000万円でも同じということです。
売れる物件を選ぶことも重要です。不動産を購入する際には、この点にも注意が必要ですから、中立的な立場でお伝えします。
売れる不動産物件とは、一般的な物件であり、適切な価格であることが求められます。
特に注意すべき点は以下のように思われます。
これらのポイントに留意することは、より売れる可能性の高い不動産物件を選ぶことに繋がります。
ただし、具体的な物件の選択はお客様のニーズや要件に合わせて行うべきです。
主なポイントは次のようになります。
月1万円の基本生活費改善は将来の500万円の貯蓄増につながります。具体的な家計節約の秘訣を、別途ご提示しました。
計画的な資産形成を考えましょう。将来のために適切な投資や資産運用を行うことで、貯蓄を増やすことができます。利益に対して税金がかからない積み立てNISAなども考慮されています。
住宅ローンの返済計画を見直しましょう。現在27歳ですから最長35年ローンを組んでもリタイアまでに払い切ることも可能です。けれど、何しろ1億円の負債ですから、長く持てばそれだけ金利負担も大きくなります。早期から繰り上げ返済を行うことで負担をかなり軽減できます。このお客様は結局、元金均等返済を選ばれました。
元金均等返済は究極の金利軽減策ですが、実際にご利用になるお客様は少なく、全体のなかでは少数です。
これらの改善策を実行することで、購入物件の上限は当初自分たちは8000万~1億円を上限ラインと考えていましたが、1億2,000万円まで考慮されるようになりました。